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知床ネイチャーキャンパスpresentsオンライントークセッション2022「知床から伝えるーヒグマと共存する地域で大切な情報発信とは?」を開催しました!
2022年12月13日(火)、知床ネイチャーキャンパスpresentsオンライントークセッション2022「知床から伝える-ヒグマと共存する地域で大切な情報発信とは?」を開催しました。
オンライントークセッションは昨年に続き2回目の開催で(昨年の開催報告はこちら)、今回はヒグマに関する情報発信・普及啓発がテーマ。知床で実際にこれらの仕事に従事している3人のトークと、情報発信について考える意見交換の時間を設けました。
公益財団法人知床財団事業部長の山本幸さんには、知床財団が担っている情報発信についてお話しいただきました。地元住民や子供たち、観光客など様々な対象に向けての活動、また旭山動物園との連携のお話などをわかりやすくご紹介いただきました。
斜里町立知床ウトロ学校教頭の渡邉圭さんには、「ウトロの子ども達とクマ」と題して小中一貫で取り組んでいるヒグマ学習についてお話いただきました。子供たちへのインタビューもご紹介いただき、知床に暮らす子供たちならではの声をお聞きすることができました。
一般社団法人知床しゃりの平野麻莉絵さんには、ヒグマがモチーフの斜里町のシンボルキャラクター「知床トコさん」のご紹介や、S N Sなどの情報発信において平野さんご自身が大切にしている思いなどをお話しいただきました。
後半は北陸先端科学技術大学院大学教授の敷田麻実さんにコーディネーターを務めていただき、ヒグマに関する情報発信と一言で言っても、対象も内容もさまざまな知床の現状などを整理していただきました。参加者の皆さんとチャットで意見や感想を活発にやり取りしながら、多様な発信について考えを深めることができました。
オンラインということもあり、北海道から沖縄県まで全国各地、幅広い年代の62人の方にご参加いただきました。本当にどうもありがとうございました。当財団では今後もこのような企画を開催していきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。