イベント お知らせ ブログ ワイルドライフマネジメント 未分類
知床ネイチャーキャンパス・リカレント2022を開催します!
2022/02/09
オンライン講義(2022年2月)と知床での現地実習・演習(2022年6月)を組み合わせた教育プログラム「知床ネイチャーキャンパス・リカレント2022」を開催します。
今回は当財団初のリカレントプログラムとして、全国で生物多様性保全や利用と保護をテーマに実務に携わっている方々を対象とします。
順応的管理の仕組みづくり、地域の合意形成、現場業務と結果のフィードバック・・・知床が世界自然遺産登録にあたって取り入れた科学保護管理について、講義・実習・演習を通して考え、業務に役立つ実践的能力を高めませんか。
(オンライン講義のみの参加も可能です)
定員となりましたので、募集は締め切りました。
どうもありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
知床ネイチャーキャンパス・リカレント2022
主催:公益財団法人知床自然大学院大学設立財団
後援:環境省釧路自然環境事務所
<オンライン講義>※Zoomによる開催です
2022年2月5日(土)13:00〜17:20
2022年2月6日(日)10:00〜11:50 13:00〜16:20
定員:40名
受講料:2,000円
講師とプログラム内容
知床世界遺産登録につなげる管理体制の立ち上げ
◎渡辺綱男さん 自然環境研究センター上級研究員・元環境省自然環境局長
知床世界遺産地域管理体制の現況
◎渡邊雄児さん 環境省釧路自然環境事務所ウトロ保護管事務所・国立公園保護管理企画官
管理体制構築と科学委員会の果たした役割
◎桜井泰憲さん 北海道大学名誉教授・知床世界自然遺産地域科学委員会委員長
モニタリングと順応的管理
◎松田裕之さん 横浜国立大学大学院環境情報研究院教授・知床世界自然遺産地域科学委員会WG委員
知床エコツーリズム戦略と合意形成システム
◎敷田麻実さん 北陸先端科学技術大学院大学教授・知床世界自然遺産地域科学委員会適正利用・エコツーリズムWG座長
エゾシカ個体数管理による植生回復
◎宇野裕之さん 東京農工大学大学院農学研究院特任教授・知床世界自然遺産地域科学委員会エゾシカ・ヒグマWG座長
河川工作物の改善による生態系復元
◎中村太士さん
北海道大学大学院農学研究院教授・知床世界自然遺産地域科学委員会河川工作物AP座長
ヒグマと利用者・住民のマネジメント
◎石名坂豪さん 公益財団法人知床財団 主任研究員
利用調整の実際と資源価値・満足度の向上
◎秋葉圭太さん 公益財団法人知床財団 公園事業推進プロジェクトリーダー
総合質疑とディスカッション
◎梶光一さん(コーディネーター) 東京農工大学名誉教授・知床世界自然遺産地域科学委員会委員
ーーーーーーーーーー
<現地実習・演習>
2022年6月11日(土)〜12日(日)
定員:20名
受講料:3,000円
参加費:22,000円
(2泊分の宿泊費・食費など実費をいただきます)
※宿舎(斜里町ウトロ)までの往復交通費は各自負担
※11日9:00開会、13日9:00解散です
実習フィールド:北海道斜里町の知床世界自然遺産地域と周辺地域(宿舎:ホテル知床)
★オンライン講義の受講者が対象です
プログラム内容
実習①② 知床五湖・カムイワッカ地区の保全と利用
実習③ 岩尾別川流域生態系の保全と河川工作物
実習④ エゾシカ管理の実際
演習 順応的管理と合意形成に関する演習
講義・実習で学んだことを基に演習(グループワーク)を行い、適正利用に関する管理計画・モニタリング計画の作成・発表を行います。
参加申し込み先
Googleフォームより必要事項を記入の上、お申し込みください。(申し込み後に受講料の振込先などをご連絡します)
※本事業は公益財団法人自然保護助成基金第32期(2021年度)プロ・ナトゥーラ・ファンド助成を受けたものです。