ワイルドライフマネジャー養成が急務です

野生動物問題の現状

我が国の野生動物をめぐる状況は転換期にあると言われています。

農林水産業被害や生態系への悪影響など、
野生動物による様々な問題が全国各地で発生しています。



野生動物管理の現場では・・・

野生動物管理に携わる都道府県や市区町村の担当者は、十分な支援が得られない状況で孤軍奮闘しています。

多くの担当者が専門的知識・経験を持つ職員の配置を求めています。



ワイルドライフマネジャー養成の本格的始動

2019年、日本学術会議は野生動物管理専門員養成の必要性を提言しました。
2020年度には国の組織と研究者からなる「野生動物管理教育プログラム検討会」が設置され、モデル・コア・カリキュラムの策定作業が始まるなど、国レベルでの専門家養成の検討が開始されました。

 

日本学術会議(2019)
「回答 人口縮減社会における野生動物管理のあり方」(抜粋)

 

♦︎野生動物管理と地域社会の諸問題を総合的に捉えて、現場で解決するための科学的な計画立案、実践、モニタリングを担える人材(野生動物管理専門員)の養成が強く望まれる

♦︎国は大学・大学院レベルの新たな専門教育課程と研究の場の創設を支援すべき

2022/06/07