「知床ネイチャーキャンパス2025」を開催します!
2025/05/30
公益財団法人知床自然アカデミーは、2025年8〜9月に開催される「知床ネイチャーキャンパス2025 = 河川生態系の復元 =」の受講生を募集します!
2025年は知床が世界自然遺産に登録されて20周年。
2025年から2027年にかけての知床ネイチャーキャンパスでは、知床が評価された生態系(海と川と森のつながり)について3年間で学ぶプログラムを開催します。第1弾の2025年は海と森をつなぐ「川」がテーマ。魚類の行き来を妨げる河川工作物改良や河畔林の再生、シマフクロウ生息地拡大について、地域と行政が協働して取り組む様子を学びます。この分野の未来を担う学生(大学生・大学院生・専門学校生)を主な対象に、関心を持った高校生や社会人の方も歓迎です。
本プログラムは、オンライン講義(8月16(土)、 17日(日)開催)と現地実習・演習(9月10日(水)〜12日(金)開催)を組み合わせた複合型プログラムです。座学でのインプット、フィールドワーク(現地実習)でのインプットとアウトプット、ワークショップ演習でのアウトプットの3ステップを通して、自然に関わる仕事の実際について理解を深めます。


本プログラムを通して得られる体験
(1)体系だったオンライン講義
全国レベル、知床レベルの双方で、分野の最前線で問題に取り組んでいる講師陣による質の高い講義が受けられます。各講義は関連しておりストーリー性があるため、一連の講義をすべて受講した後は、知床に存在する人と自然の問題についての深い知見を得られます。その結果、日本各地の自然と人の共存問題に対応できる力が身につきます。

(2)現地実習で実際に現場(フィールド)を見学し、働く人の声を聞くことができる!
第一線で実際に働いている、地方機関、行政、地域の関係者。これらの様々なアクターが普段の活動で実際に取り組んでいることや、考えていることに触れることができます!
問題に多角的な視点で切り込むためには、複数の立場からの事情を把握することが必要不可欠ですが、実際はそのような機会は滅多にありません。このプログラムでそのような機会に触れることで、関係者の皆さんがそれぞれの事情を抱えながら合意形成を進めようとしている様子を見てみましょう。





(3)同じ志を持った人との交流・繋がり
受講者同士、講師や関係者、地元住民との交流を通して、同じ分野に関心を持つ人との繋がりを得ることができます。社会の関心と理解が少しずつ進んできたとはいえ、まだまだ関心のあるもの同士での交流がしづらいワイルドライフマネジメント。本プログラムでの繋がりを通して、ぜひ将来の進路や職業選択、仕事上の業務にお役立てください!



講義と実習・演習での学びを組み合わせてディスカッション
参加者や関係者の皆さんの前でアウトプット。 自分の考えの発信ができ、聞き手からは質問やコメントがもらえます
懇親会やアイスブレイクの時間でも、参加者同士で交流できます!バス内やフィールドワーク中に情報交換が進むことも
詳しくは、以下の募集案内へ👇
募集案内 ※申し込み検討時には必ずご確認ください。
スケジュール ※2025/05/27時点。変更する可能性があります