知床ネイチャーキャンパス2024 オンライン講義の紹介
梅雨のない北海道、知床は最高気温が30℃近くまで上がる日も増え、爽やかな初夏を迎えています。
さて当財団は今年も8〜9月に「知床ネイチャーキャンパス2024」を開催します!現在受講生を募集中です。
1:オンライン講義、2:事前レポート、3:現地実習・演習という流れになっていますが、今回はオンライン講義について、詳しくお知らせします!
学生の皆さんは「自然にかかわる仕事や人」にどんなイメージを持っているでしょうか?
「自然に関わる仕事に就きたいと漠然と思っているけれど、よくわからなくて、、、」
過去のネイチャーキャンパスで聞いた学生さんの一言が、今回のテーマ「自然にかかわるWORK&PEOPLE」を決めたきっかけの一つでした。
これからの時代、行政であっても、民間企業・団体であっても、自然や環境に関わりがないという活動はないと思います。それぞれの大切な役割や魅力があり、それぞれの関わり方があるということ。
今回の講義では、
・野生動物管理教育や世界自然遺産知床の管理に携わってきた研究者の方々
・知床の現場業務として国立公園管理やヒグマ対策に関わる方々
・環境省という国の組織で企業と連携しながら政策を進める立場の方
から仕事内容や役割についてお話しいただき、質疑応答の時間も設けています。
ぜひ多彩な「自然にかかわる仕事」の一端について学び、今後の学業、進路や職業選択に生かしてもらえたら幸いです!
※オンライン講義のみの受講も可能です。
※学生対象としていますが、オンライン講義は社会人の方も受講可能です。興味のある方はぜひお申し込みください。
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知床ネイチャーキャンパス2024・自然にかかわるWORK&PEOPLE
オンライン講義(ライブ配信)
2024年8月25日(日)
10:00〜16:30予定
講義1:リスク管理の対象としての野生動物:現状と講じるべき対策、そして今こそ本当に求められる人材像
講義2:世界自然遺産知床の管理における研究者の役割(科学委員会について)
講義3:知床財団が担う幅広い現地業務とは
講義4:ヒグマ対策の現場から(野生動物管理の実務と実際)
講義5:生物多様性保全にかかわる環境省の仕事
総合質疑とディスカッション
<講師>
◎鈴木正嗣さん(講義1)
岐阜大学応用生物科学部教授
◎梶 光一さん(講義2、現地実習・演習)
兵庫県森林動物研究センター所長
◎秋葉圭太さん(講義3、現地実習・演習)
公益財団法人知床財団 事業部参事/公園事業推進プロジェクトリーダー
◎松林良太さん(講義4)
公益財団法人知床財団 事業部参事(保護管理事業担当)
◎遠矢駿一郎さん(講義5)
環境省自然環境局自然環境計画課 生物多様性主流化室 室長補佐
定 員:80人
受講料:3,000円
※原則当日参加をお願いしていますが、当日参加が難しい方には期間限定の再配信も予定しています。
申し込み先
Googleフォームより、必要事項を記入の上、お申し込みください。
https://forms.gle/n8WiXRECph3j6iGa8