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【ワイルドライフマネジメントNews】フォーラム・シンポジウムの秋

【ワイルドライフマネジメントNews】では、知床はもちろん、全国のワイルドライフマネジメントに関するニュースや、イベント、シンポジウム情報などをお伝えします。今回は11月、12月に各地で開催されるフォーラムやシンポジウムのお知らせです。

■北方四島専門家交流等成果に関する報告会
〜北方四島における自然の恵み・魅力について〜

日時:2017年11月3日(金・祝)13:30〜17:00
場所:北海道大学 学術交流会館 講堂 (札幌市北区北8西5−6)
主催:環境省

過去20年にわたり、北方四島の生態系を対象に実施されてきた日露専門家交流と研究の成果を、包括的に紹介する報告会です。大泰司紀之・北大名誉教授の基調講演のほか、「国後島の白いヒグマとその保全」(佐藤喜和・酪農学園大教授)、「北方四島海域の海生哺乳類の生息状況とその保全」(小林万里・東京農業大教授)、「海洋生態系の特徴と陸棚域の水産資源」(桜井泰憲・北大名誉教授)の講演があります。

増田泰・知床財団事務局長が司会を務め、各研究者がパネリストとなる総合討論もあります。当財団の計画策定専門委員を務めている先生や、知床にゆかりある研究者の方が多く参加されます。知床の生態系と連続した北方四島の自然について、興味のある方はぜひご参加ください。

詳しくはこちら(環境省ホームページ)

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■国際シンポジウム 地域に根差した自然保護

日時:2017年11月23日(木・祝)10:00〜17:00
場所:筑波大学東京キャンパス134号室 (東京都文京区大塚3-29-1)
主催:筑波大学大学院自然保護寄附講座

自然保護地域で保全活動を行う際には、そこに暮らす人々や地域社会からの理解と協力が欠かせません。そのような観点から、国内外の6人の専門家が、世界における自然保護と地域社会の関係について様々な事例を紹介するシンポジウムです。「オーストラリアにおける民間保護地域:成果と展望について」(マイケルロックウッド・タスマニア大准教授)や、「地域と自然を結ぶ懸け橋としてのエコツーリズム」(ラルフ・バックリー・グリフィス大教授)などオーストラリアの専門家の講演のほか、「保護地域制度は地域社会にとって創造的破壊なのか?それとも破壊的創造なのか?」(柴崎茂光・国立歴史民俗博物館准教授)などの講演があります。

詳しくはこちら(筑波大学大学院自然保護寄附講座ホームページ)

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■北海道の生物多様性を守る、新しい力〜きたネットフォーラム2017
森、川、海、自然が人を育て、人が自然を活かす〜知床の事例を中心に〜

日時:2017年12月9日(土)10:00〜17:30
場所:札幌エルプラザ2F 環境研修室 (札幌市北区北8西3)
主催:NPO法人北海道市民環境ネットワーク、一般財団法人セブン-イレブン記念財団

北海道の環境活動のネットワーク「きたネット」の年1回のフォーラムです。中村太士・北大大学院農学研究院教授が基調講演を行い、「北海道の森と生態系を次世代へ〜地域デザインと人の役割」と題したパネルディスカッションが行われます。午後は生物多様性・森林保全活用・環境教育の各テーマで3つの分科会が開催されます。今年40周年を迎えた「しれとこ100平方メートル運動」の報告、「STOP!えさやり 知床ヒグマえさやり禁止キャンペーン」の紹介もあり、盛りだくさんの内容です。

分科会A/生物多様性保全では、当財団の上野雅樹・業務執行理事が、知床ネイチャーキャンパス2017など財団の取り組みを紹介します。

詳しくはこちら(きたネット★環境情報Blog)

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