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知床ネイチャーキャンパス2016のご報告 No.4

10月9、10日に開催した「知床ネイチャーキャンパス2016」のご報告、
これが最終回となります。

今回は2日間のまとめ、最後の演習(ワークショップ)についてです。

野外実習を終え、ホテルに戻って行ったワークショップ。
世界自然遺産・知床の環境を守りながら、
ヒグマとの共存のルールを、知床を訪れる人にどう伝えたら効果的なのかー。
2日間の講義、実習を踏まえ、受講生同士で議論し、
アイデアを発表してもらいました。

ワークショップ

まずは敷田先生、知床財団の増田事務局長から、
現状の課題や対策についてお話がありました。

スライドには「Love me wise,love me long」。
英語のことわざを文字って「賢く愛して、長く愛して」ということ。
知床が持続可能な地域であるために大切なことですね。

ワークショップ中

その後受講生は4グループに分かれ、グループ内で議論。
現状を踏まえた上で、ルールを守ってもらう方策のほか、
それを守ることで得られるメリットを考えるというのが課題の特徴でした。
みなさん和気あいあいと、かつ真剣に課題に取り組んでいました。

ワークショップ発表

グループ内の議論の後は、スケッチブックを使って、
それぞれのアイデア、その理由などを発表しました。
発表時間は3分。正解のない、とても難しい課題でしたが、
どのグループも2日間の学びを生かした斬新なアイデアを発表してくれました。

ワークショップコメント

発表後には、現場で日々活動している知床財団・増田事務局長をはじめ、
各講師の先生からコメントをいただきました。


これで濃密だった2日間の教育プログラムは終了。

その後の懇親会でも講師や受講生、地元住民が交流し、
さまざまな話題で盛り上がりました。

知床ネイチャーキャンパス2016にご協力いただいた全てのみなさんに
この場を借りて感謝申し上げます。

今後も、今回の反省点などを生かしつつ、
このような教育プログラムを開催しながら、
教育機関の計画策定を進めていきたいと考えていますので、

ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします!

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