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「野生生物と社会」学会の公開シンポジウム

11月5日(土)、東京農工大学府中キャンパスで、第22回「野生生物と社会」学会の公開シンポジウム「野生動物管理のJapan Modelを考える」が開催され、当財団役員が参加しました。

「野生生物と社会」学会は、「自然と人間、特に野生生物との関係を新しい視角から問い直し、真にあるべき価値観と方法論を持って自然に接するための学問の発展の場」(「野生生物と社会」学会ホームページより)。会員は研究者、学生だけでなく、野生生物保護管理に携わる公務員や法人の職員などで構成されています。

当財団も理念は非常によく似た部分があり、2013年と2014年の大会では、「野生動物保護管理専門職の現場教育の可能性」と題したポスター発表も行いました。

2014年の発表ポスター

今回の大会長は、当財団の専門委員長でもある梶光一・東京農工大学教授です。基調講演では、伊吾田宏正・酪農学園大准教授が『野生動物の反乱と共生』、白井裕子・早稲田大学理工学学術院准教授が『日本林業の特異性』と題して、それぞれ講演がありました。

その後のパネルディスカッションでは、野生生物保護管理に関する人材育成の重要性が話題になり、いずれ鳥獣捕獲は補助金なしでの体制をめざすべきである等、パネラーからの提言がありました。

公開シンポジウム

ジャパンモデルの一つとして、知床自然大学院大学の設立を目指す当財団も、一定の役割を果たすべく今後も活動していきたいと思います。

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