ブログ ワイルドライフマネジメント

赤とんぼ絶滅危惧!?

2016/10/03

今日の東京新聞コラム「筆洗」からの引用です。

赤とんぼの「アキアカネ」が全国で激減しているという報道が先日ありましたが、「筆洗」担当者はそれを特に訴えたいのだと思います。もし万一身近なはずの赤とんぼが絶滅すると、日本の文化にも大きな影響を及ぼすことになります。生物多様性の維持は極めて重要です。(中略部分は、寺山修二さんのエピソードです。全文は東京新聞WEBを。家)

2014年10月12日 東京新聞 コラム「筆洗」

『<夕焼、小焼のあかとんぼ>の「赤とんぼ」(作詞・三木露風、作曲・山田耕筰)は童謡の中でも人気が高い。好きな童謡調査で上位の常連と聞く▼一九二一(大正十)年発表。もちろん、今の人は子守の「姐(ねえ)や」におんぶされることはない。桑の実を手に取った体験がある人がどれほどいるか。見たこともない過去の光景なのに懐かしさを感じる。歌の力であろう(中略)▼赤とんぼの「アキアカネ」が全国で激減している。原因は分からぬ。いつの間にか姿を消してしまった。温暖化、農薬が原因という指摘もあるが、減少を止めたい▼「姐や」も桑の実も分からない時代になってもあの歌は生き続けることができたが、アキアカネが消えればどうなるか。あの歌を、日本の風景を「まぼろしか」にしてはならぬ。』

-ブログ, ワイルドライフマネジメント